百年の森林構想

『百年の森林構想』は、西粟倉村の森づくりのビジョンです。

2004年、西粟倉村は合併せず自立の道を歩むという大きな決断をしました。

「約50年生にまで育った森林の管理をここで諦めず、村ぐるみであと50年がんばろう。
そして美しい百年の森林に囲まれた上質な田舎を実現していこう。」
村長は村民一人一人に呼び掛け続けました。

「森林事業は心と心をつなぎ価値を生み出していく『心産業』、
村の資源である森林から産業を、そして仕事を生み出していこう。」
その想いは村民に広がっていった。

2008年、心産業を興し、上質な田舎づくりを実現していくために、
森林の再生に資源を集中していくという村の方針が固まりました。
森林に村の未来を懸けることが決断されたのです。

12の全ての地区において、村の森づくりと地域づくりについて、
繰り返し繰り返し意見交換会が行われ未来へのビジョンを探ってゆきました。

『世代を越え、地域を越え、未来への想いを共有する森づくり』を通じて
『限りある自然の恵みを大切な人たちと分かち合う上質な田舎』をつくろう。

そして全ての地区において
『百年の森林構想』というビジョンと方策について合意が得られるに至り、
2009年4月より『百年の森林事業』が開始されることになったのです。